先日、久留米でも電動キックボードに乗ている人を見かけました。
2023年7月に【特定小型原付】という新しい区分で電動キックボードの規制緩和がありあましたので
再度、確認していきたいと思います。

大きく変わったところは・・・
*免許 必要 → 不要
*ヘルメット 必要 → 努力義務
16歳以上であれば免許なしで乗ることができます。
随分ゆるくなっていますが大丈夫でしょうか?

原動機付自転車のうち、次の要件すべて満たすものを【特定小型原付】といいます。
*定格出力が0.6キロワット以下
*長さ1.9メートル以下
*幅0.6メートル以下
*時速20キロ以下
一般的な電動キックボードには走行モードの切り替え機能がついており、時速6キロメートルを超えない制限がかかったモードにすると歩道走行が可能です(法17条の2第1項)。
手軽に乗れるということで利用者も増えてきていますが、電動キックボード関連の事故も急増傾向
にあります。いくつか事例を紹介していきたいと思います。
都内で飲酒運転一斉取締り 電動キックボードも5人検挙
2024年7月に東京都内で飲酒運転の取締りが一斉におこなわれ、取締りで酒気帯び運転の疑いで12人が検挙されましたが、その中の5人が電動キックボードの利用者でした。
繁華街で酒を飲んだあと帰宅する際に乗るケースが多く、利用者を逮捕したケースもありました。
電動キックボード、酒気帯び運転容疑 自称・市職員を現行犯逮捕
2024年5月に福岡県内で、自称春日市職員の女性を酒気帯び運転の容疑で現行犯逮捕しました。この女性は「電動キックボードを飲酒運転してはいけないと知らなかった」と供述しています。基準値の4倍近いアルコールも検出されました。
歩道走行時のひき逃げ事件も発生
2023年9月には、東京都豊島区でひき逃げ事件も発生。20代の女性が運転するレンタル電動キックボードが歩道の60代女性と衝突し、女性はそのまま逃走した。60代女性はろっ骨骨折などの重傷を負った。
大阪でも飲酒事故
大阪市西区でも2023年7月、電動キックボードとトラックが交差点で出合い頭に衝突する事故が発生した。
電動キックボードを運転していた30代男性からは基準値を超えるアルコールが検出されており、また電動キックボード側に一時停止の道路標示があったという。
意識不明で救急搬送
北海道で電動キックボードに乗っていたと思われる男性が、意識不明で救急搬送されるという事故があった。報道によると、この男性が乗っていたのは、2023年7月に施行された道路交通法一部改正によって定められた「特定小型原動機付自転車」ではなく、免許が必要で、車道しか走行できない従来通りの車両だったとのこと。ヘルメットについては、発見時男性が被った状態ではなく、近くに落ちていたとのことだ。
電動キックボードの危険な行為の記事がありましたので確認お願いします。

引用元:大阪府警察
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